今日は仏陀の恩寵が地上にひときわ降り注がれると言われるウエサクです。
先日、ブログにお寄せいただいたコメントに真の師についての言及がありましたが、インドの僧院にいたときに目覚めの準備が整うと、真の師がその人のことを見つけてくださるということを耳にしました。わたしたちは師を自分で探したように思いがちですが、実際のところ、師が準備が整った人を感知して出合うように導いてくださるということです。
実際は自分たちで動いたことだと思っても、その背後にはわたしたちの計り知れない恩寵が働いているのかと思うと、謙虚にならざるを得ません。


今日のウエサクに、最近、中国ではレナードのことを現代の仏陀だと呼ばれる方が多いということを思い出しました。
このブログでは３月に清里で開催されたレナードのリトリートに関するご報告がまだでしたが、その理由の一つはあまりにも素晴らしいリトリートだったために、わたし自身が暫く圧倒されていて言葉を失ったということもあります。今こうして書いているだけでも、その感動が蘇ってきてハートがとても温かくなります。


一つ一つのことをあげたらきりがありませんが、リトリート中に、レナードが彼のプライベートな祈りをシェアしてくださったときには、彼が呼びかけた真の師たちからの恩寵がシャワーがあの空間に充満したかのように感じました。
このような体験は今まであまりなかったので、リトリートが終わってからレードに訊ねると、彼は言葉少なく、イエスと答え、プライベートな祈りはあまり公の場で分かち合うことはしていなかったと、少しはにかんだような笑顔で答えてくださいました。


今回、リトリートにご参加いただいた皆さまの中にはレナードと会われてから3年目という生徒さんもいらして、レナードが伝えているツー・ステップをただひたすら地道に3年間繰り返してのプロセスや境地をシェアしてださいました。
今までは、まだ癒しが必要な方たちのために、シェアすることを躊躇われていたものの、今回、思い切ってシェアしてくださったとのことでした。質問やシェアがさらに意識的になってくるにつれ、レナードの深みがさらに引き出され、また、リトリート全体の意識のレベルもぐんと上がっていったのには、わたし自身も驚かされました。それでありながらも、初めてご参加いただいた方も違和感なく、それぞれがご満足されておられたようにお見受けしました。個人的にさらなる深みへと発展したリトリートになったと感じております。


ご参加いただいた皆様、ひとり一人には、感謝の想いを言葉では伝えきれないほどです。また、皆様、ひとり一人の輝きが美しく、感動しかありませんでした。次回のレナードの来日予定はまだ未定ですが、決まり次第、このブログやレナードのフェイスブックでもご案内させていただきます。また、レナードの活動をご案内するＭＬも登録を随時受付しております。ご希望の方はreiko@reikoimanishi.comまで、レナードＭＬご登録ご希望の旨を明記の上、ご連絡ください。


このウエサクに仏陀をはじめ、真の師がもたらしてくださる恩寵に感謝して、その恩寵によって個人と人類全体が目覚めへと導かれますように、また、その恩寵を充分に受け取ることができる空っぽの器でありますようにと願いつつ。
皆様、どうか素敵なウエサクをお過ごしください。