2011年09月03日
タオスでのセレモニーに参加しませんか
ネイティヴアメリカンで音楽家のわたしの友人ルースから、今、アメリカ、ニューメキシコ州タオスにいるというメールが舞い込んで着ました。彼女はこのブログでもご紹介した、ボストン郊外の聖地でのネイティブ・アメリカンのセレモニーで日本の被災地とそこに住む人たちのため、そして、日本のためにも祈りを捧げてくれた友人です。
タオスは地球上でも最も美しい場所のひとつであるものの、全米で若者の自殺率が高いというパラドックスに溢れる場所で、この週末にかけて、若者たちのためにネイティブ・アメリカンの伝統の、大きなセレモニーが開催されるので、彼女はタオスに向かったのでした。そのセレモニーは自殺で亡くなった10代の若者たちの魂と、そして、この土地で生きている10代の若者たちが強く生き抜くためのセレモニーで、スエット・ロッジも行われるとのことでした。そして、わたしに祈りをもってセレモニーに参加をしないかと誘ってくれたのです。
実は、昨年の夏、サンタフェ在住の、わたしの仲のよかった10代後半の男の子が、タオスにある橋から川に身を投げて自殺しました。彼は天使のような、明るい青年で、わたしがサンタフェに滞在中は、会う度に明るく、とびきりの笑顔で「元気?何してるの?」と、声をかけてくれて、よくおしゃべりをしたものでした。彼は父親の仕事を熱心に手伝い、地元の大学にも通って勉強にも励み、たくさんの友人もいて、彼を見ていると、将来の希望が見えました。そんな彼の自殺のニュースにわたしは自分の耳を疑いました。間違えであってほしいと願ったのですが、彼の自殺は現実でした。彼と最後に会ったのが、ちょうど彼が亡くなる前の年の夏、今からちょうど2年前の夏です。まさか、あれが彼との最後の会話になるとは思いもしませんでした。今でも彼の笑顔を忘れることはできません。彼がわたしに呼びかける声もまだ聞こえてきます。そして、彼のフェイスブックには未だに彼の友人からの書き込みも途絶えません。
彼の父親、彼の友人や周囲の人たちは、とても落ち込みつつも、彼のために祈り続けていました。そして、彼の死から一年経った今年の夏。渡米中に、彼の父親と会うチャンスがありました。彼の目はまだ悲しみでいっぱいで、以前の輝きが消えていました。わたしも言葉がでませんでした。彼の父親の瞳を見て、一年経ってわたしはその青年の死を痛感しました。
タオスはとても美しいところで、わたしも通って撮影を続けている場所のひとつです。ただ、その美しさの影には多くの社会問題も抱え、悲しいストーリーがあるところです。亡くなった10代の魂と、生き抜こうとする10代のために行われているタオスでのセレモニーに、よろしければ祈りでご参加ください。そして、タオスだけでなく、日本の子供たち、そして、世界中の子供たちが、誤った選択をしないように、そして、世界の未来を担えるように、個人レベルや社会全体でしっかりと支えていく必要性をあらためて実感しました。
タオスは地球上でも最も美しい場所のひとつであるものの、全米で若者の自殺率が高いというパラドックスに溢れる場所で、この週末にかけて、若者たちのためにネイティブ・アメリカンの伝統の、大きなセレモニーが開催されるので、彼女はタオスに向かったのでした。そのセレモニーは自殺で亡くなった10代の若者たちの魂と、そして、この土地で生きている10代の若者たちが強く生き抜くためのセレモニーで、スエット・ロッジも行われるとのことでした。そして、わたしに祈りをもってセレモニーに参加をしないかと誘ってくれたのです。
実は、昨年の夏、サンタフェ在住の、わたしの仲のよかった10代後半の男の子が、タオスにある橋から川に身を投げて自殺しました。彼は天使のような、明るい青年で、わたしがサンタフェに滞在中は、会う度に明るく、とびきりの笑顔で「元気?何してるの?」と、声をかけてくれて、よくおしゃべりをしたものでした。彼は父親の仕事を熱心に手伝い、地元の大学にも通って勉強にも励み、たくさんの友人もいて、彼を見ていると、将来の希望が見えました。そんな彼の自殺のニュースにわたしは自分の耳を疑いました。間違えであってほしいと願ったのですが、彼の自殺は現実でした。彼と最後に会ったのが、ちょうど彼が亡くなる前の年の夏、今からちょうど2年前の夏です。まさか、あれが彼との最後の会話になるとは思いもしませんでした。今でも彼の笑顔を忘れることはできません。彼がわたしに呼びかける声もまだ聞こえてきます。そして、彼のフェイスブックには未だに彼の友人からの書き込みも途絶えません。
彼の父親、彼の友人や周囲の人たちは、とても落ち込みつつも、彼のために祈り続けていました。そして、彼の死から一年経った今年の夏。渡米中に、彼の父親と会うチャンスがありました。彼の目はまだ悲しみでいっぱいで、以前の輝きが消えていました。わたしも言葉がでませんでした。彼の父親の瞳を見て、一年経ってわたしはその青年の死を痛感しました。
タオスはとても美しいところで、わたしも通って撮影を続けている場所のひとつです。ただ、その美しさの影には多くの社会問題も抱え、悲しいストーリーがあるところです。亡くなった10代の魂と、生き抜こうとする10代のために行われているタオスでのセレモニーに、よろしければ祈りでご参加ください。そして、タオスだけでなく、日本の子供たち、そして、世界中の子供たちが、誤った選択をしないように、そして、世界の未来を担えるように、個人レベルや社会全体でしっかりと支えていく必要性をあらためて実感しました。
Posted by 今西礼子 at 20:40│Comments(2)
│スピリチュアル
この記事へのコメント
Posted by mizuki at 2012年01月19日 10:16
Mizukiさん、お問い合わせありがとうございます。
わたしが知る限り、現時点でこのセレモニーが次回いつ開催されるかまだ未定だと聞いております。他のプエブロでセレモニーがあるかもしれませんので、各プエブロにお問い合わせをされるとよろしいかと思います。
わたしが知る限り、現時点でこのセレモニーが次回いつ開催されるかまだ未定だと聞いております。他のプエブロでセレモニーがあるかもしれませんので、各プエブロにお問い合わせをされるとよろしいかと思います。
Posted by 今西礼子
at 2012年01月22日 15:36

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ネイティブアメリカンのセレモニーに参加したくて、こちらにたどり着きました。
よろしければ、連絡ください。
これからもしあるのであれば、お知らせくださるとありがたいです。