日本の人は目覚める準備が出来ている―レナード・ジェイコブソン

今西礼子

2011年09月17日 09:25

レナードの地元サンタ・クルーズで、数日前パブリック・トークがあり、レナードはこのように語っていました。


「わたしの日本の人たちにもうすぐ再び会えることを、とても楽しみにしている。
日本の人たちはとても素晴らしい人たちだ、そして、目覚める準備が出来ている。
今年の5月の来日時、わたし自身、心から楽しんだ。
ワークショップでは皆、深く実在に在って、
わたしが思っていた以上に感情にとてもオープンでワークに一生懸命取り組んでいた」


実際に、レナードは今年5月ワークショップの初日、参加者の方々が目覚めに対して真剣で、感情や過去を手放すことにとてもオープンだったので感動していました。レナードは日本人の方がシャイで、感情を内に溜め込む傾向がある国民性を知っていたためになお更だったようです。始まる前は、わたし自身もレナードがどのようなスタイルで、日本でワークショップを進めていくのかと思っていましたが、アメリカでのワークショップとまったく変わることなく、参加された方々が、この瞬間に在り、率先して、ご自身と向き合って、無防備になってリリースされていく光景にわたしも感動しました。


世界中を回り、様々な国で多くの人たちに接しているレナードは、今まで様々なエゴと出会ってきたと言い、ワークショップの後で、はじめて日本人のサムライのエゴに出会ったと嬉しそうに語っていました。そして、ふとシリアスになって、「自分がこの国(日本)でやることはまだまだたくさんある」とも、つぶやいて、使命のようなものを感じていたレナードの様子を、今でも覚えています。



レナードはもうすぐ来日します。レナードに会えることはもちろんのことですが、彼が身をもって教えてくれる「今、ここ」に在ることで、どのような感動や変容が起こるのか、今からわたし自身とても楽しみです。



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